御無沙汰しておりました。
うめやしき歯科の島です。
10月1日にうめやしき歯科は医療法人社団 明悠清会 うめやしき歯科と名前が変わりました。
これからも地域の皆様、そしてご遠方からお越しの皆様によりよい治療、そして最新の治療をご提案ご提供できるよう努めて参ります。
さらに私事ですが一昨日から自分の歯の矯正を始めました。
自分で見て治癒しない奥歯が右下にありました。すでに神経の治療を子供のころにされたものですが非常に難しいようで20代で先輩に再治療をお願いしましたがとても治癒は望めない状況で終わりました。
その歯が最近噛むといたむのです。
根っこの先に大きな膿があり、その治療は神経の専門の先生でもどうかという印象でした。神経治療の日本一の先生にお願いしようかと思いました。
しかし、その後ろに健康な親不知があり、そもそもその親不知を抜かないと手前の膿のある歯に良い治療ができないのです。
さらに不安なことに、健康な親不知をぬいて手前の膿のある歯の神経を治療しうまく治ったとしても、一度神経抜いている歯はその時は良くても10年20年とつかう間にせっかく治った歯の根っこから折れてしまうことが多々あるのです。
歯の根っこが折れる確率は神経の生きている歯より、神経の抜いた歯の方が折れやすいのは事実です。
右下の親不知も抜いて、その手前の歯も一所懸命残しても折れたら、、、その場所を抜けたままにするか?
そうすると右上の奥歯が下の抜けた歯の場所に降りてきて最後は自然に上の歯も抜けてしまいます。
たった1本抜けても右では噛みにくくなし、ある調査では奥歯まですべてある人が奥歯1本失うだけで50%しか噛めなくなるそうです。恐らく右は噛みにくくなる為ほとんど左ばかりで噛むようになるからだと思います。
では折れた歯にインプラントか。
それなら最初から難しい歯の神経治療をせず、親不知とその手前の奥歯を一緒に抜いてその日に1本インプラントの方が一回の麻酔で抜歯とインプラントが済むので楽かなと。
ただいつも最新の矯正治療をあちこちで勉強を重ねているためこれらの方法の前にある方法が頭を離れませんでした。
その方法はどの矯正のセミナーの先生も勧めないのですが、、
膿のある歯を抜いて奥の親不知を矯正で前に移動するという方法です。
これを考え実行している先生のセミナーに出て実際うまくいっているのを目の当たりにし是非自分にもできないか相談したところ
時間は何年かかるかわかりませんし、10代の、骨の柔らかい人で親不知の移動はうまくいっていますが、
30代では、、、。でもいつか時間をかけて矯正すればうまくいくでしょう。
とやっと自分の希望する治療をしてくれる先生に出会えました。
そしてつい先日矯正装置を開始しました。
写真の右下の奥が歯を抜いて穴があいています。この歯の根っこに膿がありました。
そしてその奥の親不知にも矯正装置をつけて手前の抜けた場所に移動させて頂くというのが今回の矯正の目的です。
矯正は初めて治療してもらいましたが、装置の違和感はあまり気にならずむしろ面白い感覚です。
しかし歯と歯があたると痛くて痛くて、まるで勢いよく飲もうとしたらコップの先に前歯をガツンとぶつけてジーンとした感覚に似ていますが、それがすべての歯でずーっと感じている状態です。
舌で歯を押しても痛いし、歯の歯茎を舌で押しても中にある歯の根っこに力が加わるみたいで痛いです。
食べられたものは昨日は
スープのみ
今朝は
りんごのすりおろしのみ。
矯正は最初の1っか月、短くても1週間がたべられなくて大変と患者さんがよくおっしゃいましたがようやくその気持ちが身を持ってわかりました。
でも自分の歯や顎のためです、3年でも4年でも頑張ります。
医療法人社団 明悠清会 うめやしき歯科です。